貢いでくれる人と知り合っていた友人の菜良に、驚きを隠しきれませんでした。
「本当にパパと?」
「これは本当の話」
「エッチしないパパ?」
「そうだよ、エッチはしない」
「デートだけ?」
「純粋にデートだけ」
彼女の言葉が、頭の中に響き渡っていくような感じでした。
お金が少しでも欲しい私です。
子供と2人の生活をなんとかしなければいけない私です。
菜良の話すことに強烈な興味を持ってしまっていました。

 

 パパ活とは、言わずと知れたエッチしない男女の健全なお付き合いです。
そこには恋愛感情もありません。
ただデートを一緒にするだけ。
それで、お手当が支給される関係です。
金づるを見つけた菜良の声の調子が明るいように聞こえます。
それだけゆとりがあるのでしょう。
後ろ盾がいれば私だって安泰な気持ちになれます。
パパ活に成功した菜良が羨ましくなってしまっていました。

 

 コロナ禍で会わないパパ活が可能である、彼女は断言します。
「新型コロナで流行したオンライン飲みを使うんだ」
リモートでの関係、これでも収入になると言われ驚きを隠しきれませんでした。
「パパたちも感染が怖いからね、会わない関係を非接触で求めているんだ」
会わないパパ活をオンラインで行う事がコロナ禍では重要。
実際会わなければ、怖さも感じません。
病気のリスクすらありません。
自宅に居ながらにして大きな収入。
心は踊りまくってしまっていました。

 

 優秀なパパ活アプリを利用したと彼女は言いました。
「無料のところは詐欺が多いでしょ。保証金詐欺アマギフ詐欺、個人情報を抜き取るような奴までいるからね」
そんな危険を回避するため、JメールとPCMAXとワクワクメールのお世話になったのだそうです。
三つとも同時利用して、複数パパと出会えたそうです。
「1ヶ月生活出来る収入になったの」
菜良の話すことが、心を突き刺してくるような感じでした。
居ても立っても居られない気分を味わってしまっていました。